一昨年から就活をやってきて今日初めて苦しいと思った話

エントリーシートの提出や面接など、いわゆる就職活動を始めたのは2013年の5月ぐらいだったと思う。
夏休みが終わる頃に1社は内定をもらいたいと思いながら取り組んでいたことを覚えている。

あれから20ヶ月ほどたった。
あのときからずっと就活のことが頭から離れない。
いや、思えば大学に入ったときから就職活動のことを考えていた。
大学に入ったとき、3年後に控える就職活動にむけて今から活動すれば誰よりも就活で有利になれるはずだと、そして自分はそうするべきだ、と考えていた。
就職活動時に少しでも有利になるよう、他の学生に負けないよう、自分が大学生活で何をすべきか考えてきた。そうすることが後々の人生にとってもプラスだと考えていた。

広義の意味で言えば大学入学時からずっと就職活動をしてきたことになる。
でも一度も辛いとかやめたいとか思ったことはなかった。よく就活がつらいだの、早く終わって欲しいだのと言う人がいるが、そんな気持ちになったことはなかった(もちろん早く終わったら終わったでいいことはあるのだろうけれど)。
去年、就職先が決まらず夏ぐらいまで就職活動をしていた大学生が自殺をしたという記事を見たけど就職活動とはそんなに辛いものか?と強がりでなく本気で思っていた。

だけど今日、はじめて就職活動をやめたい、というか、就職活動のことばかり考えたくないと思った。
OB訪問を立て続けに断られたからか、本屋でウロウロしながら就職活動のことについてぼんやり考えていると胸が苦しくなった。

今は結構簡単に人生を変えられるタイミングだと思っていて、特に行動しなくても、決断しなくても、なんとなく流れに任せて適当にしてても大きくその後の自分を変えられると考えている。
何年かあと、その時の自分は今の自分をどんなふうに思い返すんだろうか。そのままでいいからたくさん悩めよ、今すぐ行動を起こせよ、なるようになるから心配すんなよ。今の自分には想像もつかないし、正直どうだっていいのだけど。ただ、今の時期のことは、これから何回も思い返すんだろうなと思った次第である。